- 第2回講演会(2月20日、土曜日)Der zweite vortrag am 20. Feb.
- 第3回講演会(2月27日、土曜日)Der dritte vortrag am 27. Feb.
- 18時40分~50分の間 Zoom開場
- 19時~20時 講演
- 20時~ 質疑応答 (最長で21時まで)日本語による質問可
ドイツ語学・文学・文化の研究と教育にかかわる女性研究者の会
2020年度関東支部研究発表会をオンラインで開催します。ゲルマニスティネンの会会員でない方も歓迎ですので、奮ってご参加ください。
日時:11月14日(土)14:00~16:00
ZOOMを使用したオンライン開催
発表①大倉子南(学習院大学大学院博士課程)
題目:20世紀前半のドイツにおける「文字景観」の研究に向けて―ドイツ文字とラテン文字の使用実態を可視化する試み
発表②大貫敦子(学習院大学教授)
題目:セクシュアリティの自由と優生思想の狭間で―ヘーレネー・シュトゥッカーの「矛盾」
ZOOM情報は、申し込みのあった方に個別にお知らせいたします。 参加ご希望の方は、11月13日(金)までに飯田
iidasumiko56(アットマーク)gmail.com
までご連絡いただきますようお願いいたします。((アットマーク)の部分は@に置き換えてください。)
会員で本会世話人の桑原ヒサ子さんが、これまでの研究をまとめた著書を刊行されましたので、ご紹介いたします。
桑原 ヒサ子『ナチス機関誌「女性展望」を読む 女性表象、日常生活、戦時動員』青弓社、2020年9月
432頁、4800円+税
ISBN978-4-7872-2090-5 C0020
1932年から敗戦直前まで発行されたナチスの機関誌「女性展望」は、当時の女性雑誌市場で第一位の販売部数140万部を記録した。この雑誌は、ナチ・女性団のエリートから成る全国女性指導部の「新聞・雑誌・プロパガンダ」部門が編集・発行した女性雑誌として、社会的・文化的領域で「理想的な」女性像を伝達する有力メディアのひとつだった。
本書は、官製女性雑誌のために戦後ドイツの記憶から消し去られた「女性展望」を掘り起こし、ナチス支配下に生きた女性たちの全体像を再構成する試みである。300点の貴重な図版を所収する。
目次
はじめに [試し読み:https://note.com/seikyusha/n/n0e25829ddc65]
第1部 「女性展望」が描く女性像と日常生活
第1章 表紙から明らかになるジェンダーとその揺らぎ
第2章 多様な母親表象とナチ女性団の「民族の母」という概念
第3章 連載小説とその作家たち
第4章 ファッションと料理のページから再構成する第二次世界大戦下の暮らし
第5章 広告が描き出す日常生活と女性
第6章 広告ページに掲載された生徒・学生募集広告が伝える女子教育機関――女子寄宿学校、家政学校、女子農業学校、社会教育・福祉学校、語学学校、単科大学、工業学校、看護学校
第2部 イメージ表象と女性の戦時動員
第7章 「女性展望」が伝える味方と敵の表象
第8章 「女性展望」が伝えるヒトラー像
第9章 ドイツ人女性の戦時活動――銃後から前線まで
第10章 ドイツ人女性兵士は存在しなかったのか――国防軍女性補助員の実態
第3部 ドイツ人女性の社会進出と敗戦
第11章 全国女性指導者ゲルトルート・ショルツ゠クリンクとドイツ人女性の社会活動――公的イデオロギーと女性の地位向上のはざまで
終 章 敗戦――女性雑誌「コンスタンツェ」に描かれた敗戦直後のドイツ人女性
おわりに
ドイツ語対照表
関連年表
2020年度の総会が中止になりました。
以下のお知らせはメーリングリストにも流していますが、まだ参加されていない方には個別のメールアドレス宛にお送りしました。
もしメールが届いていないということなどあれば、広報・ML担当横山までご連絡ください。
kouhou[@]germanistinnen.sakura.ne.jp
[@]を半角アットマークに変えてください。
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2020年度ゲルマニスティネンの会総会中止のお知らせ
会員のみなさま
薫風香る季節となりました。
ですが、今年はいつもと違う5月です。新型コロナウィルス感染予防のために緊急事態宣言が延長されるなか、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
日本独文学会の今年度の総会および春季研究発表会が中止になることは、すでにご存じのことと思います。本会の総会も通常、学会の会場をお借りして開催しておりました。なんとか総会を開けないものかと、世話人会でも願っておりましたが、現況を考えれば、中止にするほかないとの結論に達しました。
ここにご報告申し上げ、ご理解をお願いする次第です。
なお、例年の総会で説明いたします2019年度会計報告ほか報告事項については、報告文書を作成し、資料を添付して、総会が予定されていた6月上旬にお届けしたいと考えております。
また、Flaschenpost Nr. 41の完成は間もなくです。発送についても新型コロナウィルス対策で、なかなか人数が集まって作業ができませんが、順番にお届け致しますので、もう少しお待ちください。
今年は、総会でみなさまにお目にかかれず残念ですが、今は感染が少しでも早く終息するよう、みんなで努力する時期かと存じます。日常生活のさまざまな変更や心配事もおありだと思いますが、どうぞ、くれぐれもご自愛くださいますよう世話人一同お祈り申し上げます。
世話人:木戸紗織・植朗子(編集)、横山香・前田織絵(広報)
寄川真弓(会計)、香月恵里・桑原ヒサ子(庶務)
関東支部の鈴木芳子さんからの情報です。
光文社は、古典新訳文庫の5タイトルを期間限定(4月末まで)で、 「本がすき。」サイトで無料公開しています。
https://honsuki.jp/stand/28715.html
鈴木芳子さんが訳されたショーペンハウアー『読書について』も公開されています。
新型コロナ感染拡大により大変な時期ではありますが、先人の知恵や思想に触れる時間を作るのもよいかもしれません。
関西支部研究発表会は新型コロナウィルス感染拡大状況を鑑みて延期といたします。
日程については今後検討し、決定次第お知らせいたします。
2019年の関西支部研究発表会を以下の要領で開催いたします。どなたでも参加できますので、興味のある方はぜひお越しください!(事前に関西世話人横山【yokoyama〔@〕daibutsu.nara-u.ac.jp】までご連絡いただければありがたいです。)※〔@〕を半角アットマークに変えてください。
ゲルマニスティネンの会のみなさま
Flaschenpost 編集委員会です。
41号『会員の仕事』
1月から12月の業績について、
・「著(編)書」「論文」「翻訳」「書評」「教科書・参考書」「
・氏名、タイトル、掲載誌、巻号、発行元、発行年、研究会名(於
を、下記の連絡先までお送りください。
・締切:12月末日
・連絡先 <shigoto-hensyu〔@〕germanistinnen.sakura.ne.jp>〔@〕を半角アットマークにしてください。
Flaschenpost 編集委員会
本会会員 鈴木芳子さんの翻訳でグローブ文芸シアターが朗読公演を行います。足をお運び頂ければ幸いです。詳細はポスターをご覧ください。
グローブ文芸シアター2019「クリスマス朗読会」
・「ドクター・マリゴールド」(チャールズ・ディケンズ作、梅宮創造訳)
・「パン」(ヴォルフガング・ボルヒェルト作、鈴木芳子訳)
予約・問い合わせ:グローブ文芸シアター
会員の植朗子さんより、ドイツ映画関連イベントの情報が届きましたのでお知らせいたします。
★★★★
龍谷大学社会学部・高岡智子先生から、ベルリンの壁崩壊30周年の企画で、以下の映画イベントをご紹介
貴重な上映会イベントですので、ぜひみなさまにもご参加いただけ
◎弁士×生演奏:無声映画の金字塔『メトロポリス』上映会
日時:11月29日(金)18時30分~
会場:龍谷大学深草キャンパス3号館201教室 入場無料(予約不要)
内容:『メトロポリス』上映会――サイレント映画×弁士×生演奏
(前半:ピアノの生演奏、後半:弁士の語りとピアノの生演奏)
出演:ペーター・ゴットハルト(映画音楽作曲家、ピアニスト)
大森くみこ(弁士)、鳥飼りょう(楽士)
主催:龍谷大学社会学部学会
【問い合わせ先】a17014〔@〕gmail.ryukoku.a
◎国際シンポ「伴奏譜が語る1920年代ドイツ無声映画」
講演:ペーター・ゴットハルト(映画音楽作曲家、ピアニスト)
コメンテーター:白井史人(名古屋外国語大学)
高岡智子(龍谷大学)
日時:2019年12月1日(日)14時~16時30分
会場:龍谷大学深草キャンパス3号館102教室 入場無料(予約不要)
主催:日本音楽学会西日本支部、龍谷大学社会学部学会
【問い合わせ先】a17014〔@〕gmail.ryukoku.a
◎東ドイツ映画『パウルとパウラの伝説』上映+作曲家トーク
日時:12月4日(水)19時開演、上映後トークショー
会場:出町座(京都市左京区)https://demachi
内容:東ドイツ映画『パウルとパウラの伝説』上映会+トークシ
(登壇:ペーター・ゴットハルト、聞き手:高岡 智子)
主催:龍谷大学社会学部学会
特別共催:DEFA財団
【問い合わせ先】a17014〔@〕gmail.ryukoku.