新刊紹介 國重裕著『母と娘の物語 戦後オーストリア女性文学の《探求》』

本会宛に、國重裕さん(龍谷大学)より新刊書

『母と娘の物語 戦後オーストリア女性文学の《探求》』松籟社 2,640円、発売日:2022年3月15日)

をご恵贈していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

【内容紹介】

家父長制やカトリックの遺風が温存された第二次大戦後のオーストリア。保守的な価値観に支配された「言葉の壁」にぶつかりながら、女性作家たちはどのような言葉を紡ぎ出し、そして何をめざしたのか。彼女たちの文学における《探究》に迫る。

【目次】

  • 第一章 家父長制社会の共犯者としての主婦─マルレーン・ハウスホーファー「ステラを殺したのはわたしたち」、『屋根裏部屋』
  • 第二章 娘時代の教育の代償─マルレーネ・シュトレールヴィッツ『誘惑。』、ブリギッテ・シュヴァイガー『海の水はなぜからい』、ヴァルトラウト・アンナ・ミットグチュ『体罰』
  • 第三章 女性の言葉(声)の獲得をめざして─インゲボルク・バッハマン『マーリナ』、「ウンディーネ去る」
  • 第四章 家父長制度に抗って書く─エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』、『欲望/快楽』
  • 第五章 母を問いつめる娘─エリーザベト・ライヒャルト『二月の影』、『悪夢』
  • 余録 現代オーストリア文学小史

ゲルマニスティネンの会 関西支部 研究発表会のお知らせ

ゲルマニスティネンの会関西支部では、3月20日(日)に研究発表会を開催します。Zoomでの開催になります。会員以外でも参加可能です。事前に横山(pnhkmts[at]gmail.com)までお知らせください。ZoomのURL等はおってお知らせいたします。

日時:2022年3月20日(日) 13時~15時20分(12時50分開室)

1.13時10分~14時10分

畠中茉莉子氏「現代社会における〈宗教的な〉もの:ルーマンの社会システム理論の観点から」

2.14時20分~15時20分

香月恵里氏「エルサレム〈以前〉のアイヒマン―彼の悪の本質」

(発表40分、質疑応答20分を予定しています。)

 

『ジョジョの奇妙な冒険』×『鬼滅の刃』における「神話的物語」の創生 ―“はじまり”をもたらす出会いと出発から生まれる“変化”―

会員の植朗子さんより、シンポジウムの案内が届いております。

  • 【シンポジウム概要】

神戸大学国際文化学研究推進センター(Promis) 主催 学術シンポジウム

『ジョジョの奇妙な冒険』×『鬼滅の刃』における「神話的物語」の創生

―“はじまり”をもたらす出会いと出発から生まれる“変化”―

  • 【日時】2022年2月27日(日)

受付開始 12:00 (午前の部がオンデマンドに変更のため9:40から時間変更)

シンポジウム 12:20-17:30(ジョジョの部 12:20-/鬼滅の部15:00-)

  • 【会場】神戸大学 出光佐三記念六甲台講堂
  • 【入場】無料(事前登録制 要チケット申込)
  • 【登壇者】(登壇順)
  •  鈴村裕輔(名城大学 准教授 / 比較文化、比較思想)
  •  宮川創(京都大学文化遺産学・人文知連携センター 助教 / エジプト学・コプト学、コーパス歴史言語学、人文情報学)
  •  岡本健(近畿大学 准教授 /ゾンビ学、観光学、メディア・コンテンツ研究 )
  •  徳田和夫(学習院女子大学 名誉教授 / 中世説話・お伽草子絵巻、民間説話学、物語学、比較文化論、妖怪文化論)
  • 【学術シンポジウムプロジェクトメンバー・司会進行】
  •  植朗子(神戸大学国際文化学研究推進センター 協力研究員 / 伝承文学、神話学)
  •  清川祥恵(神戸大学国際文化学研究推進センター 連携フェロー・佛教大学 講師 / 英文学、ユートピアニズム)
  • 【チケット情報】

https://peatix.com/event/3127942/view

※「専門(ご所属先、ご専門の記入をお願いします)」の区分でお申し込み下さい。

現在ご所属がない方、大学生、院生の方もお申し込みいただけます。

※「チケット完売」表記が出ている場合は植朗子までご連絡下さい。

 

  • 【主催】神戸大学国際文化学研究推進センター
  • 【お問い合わせ】植朗子(神戸大学国際文化学研究推進センター)ueakiko516[at]gmail.com

※新型コロナウイルスの影響により、中止・延期・会場変更になる場合がございますので、ご了承下さい。

マスク着用等感染対策にご協力ください。

※当初予定しておりました午前の内容は、オンデマンド配信に変更いたします。昼食のご用意は不要です。(お弁当をお申し込みの方はキャンセルになりますので、代金のお支払いは必要ありません)

 

詳細:http://web.cla.kobe-u.ac.

関東支部 鈴木芳子さん翻訳によるゲーテ『イタリア紀行』が出版されました

関東支部 鈴木芳子さんの翻訳によるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『イタリア紀行』が光文社古典新訳文庫より、2021年12月に上下二巻同時刊行されましたので、お知らせいたします。

イタリア紀行(上)

イタリア紀行(下)

 

関東支部 桑原ヒサ子さんの公開講演会のお知らせ

関東支部の桑原ヒサ子さんが『ナチス機関誌「女性展望」を読む――女性表象、日常生活、戦時動員』(青弓社:2020年9月)にて、2021年度 第36回「女性史青山なを賞」を受賞されました。

桑原さんの講演会がオンラインで開催されますので、お知らせいたします。

  • 日時:2021年12月15日(水)14:55~16:25
  • 題目:「ナチス機関誌『女性展望』を読みながら考えたこと ー歴史記述、表象分析そして女性史ー」
  • 申込先:https://forms.gle/mu15seL98pRHTyFLA
  • 申込締切:2021年12月13日(月)16:00
  • 申込み方法:氏名・所属・メールアドレスを申込締切までに、グーグルフォームに書いてお申込みください。のちほど接続情報をお送りいたします。

問い合わせ:東京女子大学女性学研究所 iws@lab.twcu.ac.jp

ゲルマニスティネンの会関東支部研究発表会のご案内

2021年度関東支部研究発表会をオンラインで開催します。会員でない方も歓迎ですので、奮ってご参加ください。

日時:11月6日(土)14:00~16:00

ZOOMを使用したオンライン開催

発表① 橋本 由紀子(東京理科大学非常勤講師)

題目:声を上げるスイス女性像―コミック『連邦警官ショッホ―赤いとんがり帽子作戦―』における女性キャラクターを手がかりに―(仮)

発表②桑原 ヒサ子 (敬和学園大学名誉教授)

題目:政治宣伝に利用されるドイツのクリスマス ~1870年から1930年代はじめまで~

ZOOM情報は、ゲルマニスティネンの会会員の方にはすでにメーリングリストでお知らせしています。会員でない方の場合には、申し込みのあった方に個別にお知らせいたします。

参加ご希望の方は、11月5日(金)までに

飯田   iidasumiko56(アットマーク)gmail.com

までご連絡いただきますようお願いいたします。((アットマーク)の部分は@に置き換えてください。)

関東支部 鈴木芳子さんの対談が収録された『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(駒井稔編著)が発売されました

関西支部の横山です。

関東支部の鈴木芳子さんの対談が収録された『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(駒井稔編著)が書肆侃侃房から2021年10月に発売されました。

さっそく読みましたので、紹介させていただきます。

編著者の駒井稔さんによる鈴木芳子さんとの対談は「第1夜」に収められています。

鈴木さんはこれまで、ショーペンハウアーの『読書について』や『幸福について』をはじめ、数多くの翻訳を出版され、また翻訳賞も受賞されています。

そんな鈴木さんが子どもの頃から、どのような作家や作品に影響を受けてきたのか、それを垣間見られるだけでもとても興味深いのですが、鈴木さんの読書歴や読書観の原点となったお父さまの話がとてもユニークで(駒井さんのことばでいえば「シュール」で)印象的です。

ネタバレになるのでここには書きませんが、鈴木さんの「より良い人生を歩むための三つのK」は、鈴木さんのお姿を知っているため、なおさらかなりの衝撃でした。ぜひこの本を手に取って、お確かめください。

また「第7夜」は、最近ではドイツの推理小説を精力的に翻訳されている酒寄進一さんとの対談になっています。200冊以上翻訳したなかで、酒寄さん自身がベストワンとして挙げているクラウス・コルドンのベルリン三部作は、ナチス・ドイツとは何だったのかを考えさせられる、ジュブナイルの枠に収まらない優れた作品であると思います。

読書が楽しみとしてあるだけではなく、私たちの人間形成にも深くかかわっているということを、自分自身のこれまでの読書歴を思い出しながら、改めて認識することができます。

ここ数日で突然夏から秋に季節が変わりましたが、本書に登場する数多くの面白そうな、あるいは懐かしい、あの本やこの本を手に取って、読書の秋を楽しみたいと思います。(横山 香)

駒井稔編著『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(出版社リンク

  • 四六判、並製、232ページ
  • 定価:本体1,700円+税
  • ISBN978-4-86385-487-1 C0095
  • 装幀:成原亜美
  • 装画・挿画:土屋未久

【目次】

  • はじめに   駒井稔
  • 第1夜 鈴木芳子(ドイツ文学)
  • 第2夜 貝澤哉(ロシア文学)
  • 第3夜 永田千奈(フランス文学)
  • 第4夜 木村政則(英米文学)
  • 第5夜 土屋京子(英米文学)
  • 第6夜 高遠弘美(フランス文学)
  • 第7夜 酒寄進一(ドイツ文学)
  • 第8夜 蜂飼耳(日本文学)
  • あとがき   駒井稔

エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』新訳刊行のお知らせ

関東支部会員の中込啓子さん翻訳のエルフリーデ・イェリネク(ノーベル賞受賞作家)『ピアニスト』の 新訳が、この3月に刊行されました。

新しく生まれ変わった名著をお一人でも 多くの方に読んでいただきたく、ご紹介申し上げます。

エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』鳥影社 2021年3月15日発行

価格 2860円(税込)512ページ 
ISBN 978-4-86265-832-6

出版社のページ

 

 

科研費プロジェクト「EU における難民の社会統合モデル ―ドイツ・ハレ市の先進的試みの可能性と課題―」講演会のお知らせ

会員の藤田恭子さんより以下のご案内がありました。
皆さま、ふるってご参加ください。
*************
科研費プロジェクト「EU における難民の社会統合モデル ―ドイツ・ハレ市の先進的試みの可能性と課題―」チームは、ドイツより講師をお招きし、下記の要領で第2回および第3回オンライン講演会を開催いたします。日独逐次通訳付きです。それぞれ定員は200名で、事前の申し込みが必要です。下講演の趣旨などにつきましては、下にURLを示している東北大学大学院国際文化研究科HPをご覧ください。
催しにご参加いただければ幸いです。また、学生さんやお心当たりの方に情報をお伝えくださると大変ありがたく存じます。どうぞよろしくお願い申しあげます。
Wir, Team vom Projekt „Modellfall für soziale Integration. Progressive Versuche in der Stadt Halle (Saale): Möglichkeiten und Herausforderungen“ freuen uns, Sie zu dem Vortrag von Frau Ranft und zu dem von Frau Schneutzer einladen zu dürfen. Füllen Sie bitte für jeden Vortrag das unten gezeigte Formular aus, um sich anzumelden.
 
  • 第2回講演会(2月20日、土曜日)Der zweite vortrag am 20. Feb.
 
演題:「ハレ市における難民児童生徒の学校教育―教員と地方政治家を兼務しての経験から―
講師:メラニー・ランフト氏    
               カスターニエン大通り共同体学校教諭
    ハレ市議会「同盟90/緑の党」共同代表
      ハレ市議会・教育部会副部会
 
日時:2021年2月20日(土) 19時~21時 (ドイツ時間 11時~13時) 
場所: Zoomにて開催  日独逐次通訳付き
 
Vortrag von Frau Melanie Ranft  
“Bildungsteilhabe geflüchteter Kinder und Jugendlicher an halleschen Schulen. Erfahrungen einer Lehrerin und Kommunalpolitikerin” 
Frau Melanie Ranft 
    Lehrkraft DaZ an der Gemeinschaftsschule Kastanienallee in Halle-Neustadt
     Fraktionsvorsitzende der Stadtratsfraktion BÜNDNIS 90/DIE GRÜNEN Halle (Saale) 
     Stellvertretende Vorsitzende des Bildungsausschusses vom Stadtrat in Halle
Termin:  20. Februar 2021 (Sa.)   11:00-13:00 Uhr deutsche Zeit (19:00-21:00  japanische Zeit) 
 (Vortrag ca. 60 Min., anschließend Gespräch mit Teilnehmer*innen)
Ort: Zoom-Meeting mit deutsch-japanischem Dolmetschen
 
研究科HP/ GSICS-HP 
申し込みフォーム/Antrag https://forms.gle/CWsehKHbmRuj8YpM9
 
 
  • 第3回講演会(2月27日、土曜日)Der dritte vortrag am 27. Feb.
 
演題:「移民統合ネットワーク ―有意義なのか、重荷なのか―
講師:ペトラ・シュノイツァー氏    
               ハレ市移民統合専門官
    ハレ市移民統合ネットワーク長
 
日時:2021年2月27日(土) 19時~21時 (ドイツ時間 11時~13時) 
場所: Zoomにて開催  日独逐次通訳付き
 
  • 18時40分~50分の間    Zoom開場
  • 19時~20時      講演
  • 20時~                        質疑応答 (最長で21時まで)日本語による質問可
 
Vortrag von Frau Petra Schneutzer:
“Sind Integrationsnetzwerke sinnvoll oder Belastung?” 
Frau Petra Schneutzer     Beauftragte für Migration und Integration der Stadt Halle (Saale), Leiterin des Netzwerkes für Migration und Integration der Stadt Halle (Saale)
Termin:  27. Februar 2021 (Sa.)   11:00-13:00 Uhr deutsche Zeit (19:00-21:00  japanische Zeit) 
 (Vortrag ca. 60 Min., anschließend Gespräch mit Teilnehmer*innen)
Ort: Zoom-Meeting mit deutsch-japanischem Dolmetschen
 
研究科HP/ GSICS-HP 
申し込みフォーム/Antrag https://forms.gle/vGP536ajoxb2kQKW9
 
科研プロジェクト「EU における難民の社会統合モデル 
―ドイツ・ハレ市の先進的試みの可能性と課題―」チーム
  代表 佐藤雪野(東北大学大学院国際文化研究科多文化共生論講座)
     寺本成彦(同ヨーロッパ・アメリカ研究講座)
     大河原知樹(同アジア・アフリカ研究講座)
     石川真作(東北学院大学経済学部共生社会経済学科)
     藤田恭子(東北大学国際文化研究科多文化共生論講座、公開講演会担当)
JSPS-Projekt-Team  SATO Yukino (Leitung), 
                                  TERAMOTO Naruhiko,
          OKAWARA Tomoki,
                                  ISHIKAWA Shinsaku,
                                  FUJITA Kyoko

ゲルマニスティネンの会関東支部研究会のご案内

2020年度関東支部研究発表会をオンラインで開催します。ゲルマニスティネンの会会員でない方も歓迎ですので、奮ってご参加ください。

日時:11月14日(土)14:00~16:00

ZOOMを使用したオンライン開催

発表①大倉子南(学習院大学大学院博士課程)

題目:20世紀前半のドイツにおける「文字景観」の研究に向けて―ドイツ文字とラテン文字の使用実態を可視化する試み

発表②大貫敦子(学習院大学教授)

題目:セクシュアリティの自由と優生思想の狭間で―ヘーレネー・シュトゥッカーの「矛盾」

ZOOM情報は、申し込みのあった方に個別にお知らせいたします。 参加ご希望の方は、11月13日(金)までに飯田

iidasumiko56(アットマーク)gmail.com

までご連絡いただきますようお願いいたします。((アットマーク)の部分は@に置き換えてください。)