2024年 総会のお知らせ

ゲルマニスティネンの会総会を以下の日時で開催いたします。お弁当をご持参ください。
 
日時 2024年6月9日(日)13:15~16:00
会場 慶應義塾大学日吉校舎(〒223-8521 横浜市港北区日吉4-1-1)
D304(第4校舎独立館3階)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html
 
みなさまにお目にかかれることを楽しみにしております。

東ドイツの映画 イベント@法政大学のお知らせ

会員の山根恵子さん(法政大学)よりイベントの案内です。

「壁の向こうのハリウッド − 知られざる東ドイツの映画製作」

  • 日時:4月24日(水)18時30分~21時
  • 場所:法政大学市ヶ谷キャンパス
  • 詳細:
    1. 講演『デーファの歴史と東ドイツの劇映画』
    講師:『Das Grosse Lexikon der DEFA-Spielfilme(デーファ劇映画大事典)』著者 F. B. ハーベル氏
    2. 映画『君が大人になったら、アダム』(1965/1990 監督エーゴン・ギュンター 約72分 日本語字幕付き)の上映
    3. トーク「東ドイツの映画事情」F. B. ハーベル氏
    筒井武文氏(東京藝術大学大学院教授/映画監督)
    4.Q&A
  • https://www.hosei.ac.jp/kokusai/info/article-20240402102126/

 

新学期始めでお忙しいとは存じますが、ご参加いただければ幸いです。

もちろん、学生さんも参加可能です。

2023年度 ゲルマニスティネンの会 総会のお知らせ

2023年度 ゲルマニスティネンの会の総会を開催いたします。

  • 日時 202364日(日)13:1515:30
  • 会場 明治大学駿河台キャンパス(〒101-8301 千代田区神田駿河台1-1)

※対面で開催します。使用教室については学会事務局より連絡があり次第掲示します。

  • 出席の連絡は、530日(火)必着で、katsuki〔アット〕po.osu.ac.jp (担当:香月)までお願いいたします(〔アット〕を@に変えてください)
  • 昼食が必要な場合は、各自お弁当をご持参ください。

以上、よろしくお願いいたします。

ゲルマニスティネンの会 世話人会 香月恵里、木戸紗織、前田織絵、寄川真弓、横山香、植朗子、桑原ヒサ子

ドイツ語文芸翻訳ワークショップのお知らせ

ゲルマニスティネンの会では、会員の鈴木芳子さんと小川さくえさんを講師として、「ドイツ語文芸翻訳ワークショップ」を開催します。

  • 日時:2023年3月12日(日) 13時~15時30分
  • Zoomにて開催

鈴木さんのセッションでは、「Kunst und Liebe」というテーマで、E.T.A.ホフマンの『牡猫ムルの人生観』をテキストとして、読者がより深く理解し楽しめるような翻訳技法について考えます。

小川さんのセッションでは、ドイツ語に翻訳された日本の文学作品をふたたび日本語に戻すという作業を通して、「文学作品の翻訳者は『第二の作家』」というテーゼを明らかにしていきます。

各セッション60分程度でレクチャーと実践練習をおこないます。ZoomのURLおよび事前準備等については、お申し込み後に連絡いたします。

ドイツ語の文芸翻訳に興味のある方でしたら、どなたでも参加できます。詳細は添付のチラシをご覧ください。

参加申し込みは、3月8日までに、 

workshop2023[ at ]germanistinnen.sakura.ne.jp(担当:横山)まで。

ワークショップチラシ

関東支部 鈴木芳子さんの翻訳本が「光文社古典新訳文庫」の売れ行きランキングに入りました

光文社古典新訳文庫16周年記念として「売れ行きガチランキング」が公開され、関東支部 鈴木芳子さんが翻訳したショーペンハウアーの『読書について』『幸福について』が、過去5年間、全367冊のうち、6位・7位にダブル・ランクインしました。

書店ではフェアも実施されていますので、この機会にぜひお手に取っていただければと思います。

全国書店にて創刊16周年フェア「過去5年間売れ行きガチランキング」開催中!

 

『ジョジョの奇妙な冒険』×『鬼滅の刃』における「神話的物語」の創生 ―“はじまり”をもたらす出会いと出発から生まれる“変化”―

会員の植朗子さんより、シンポジウムの案内が届いております。

  • 【シンポジウム概要】

神戸大学国際文化学研究推進センター(Promis) 主催 学術シンポジウム

『ジョジョの奇妙な冒険』×『鬼滅の刃』における「神話的物語」の創生

―“はじまり”をもたらす出会いと出発から生まれる“変化”―

  • 【日時】2022年2月27日(日)

受付開始 12:00 (午前の部がオンデマンドに変更のため9:40から時間変更)

シンポジウム 12:20-17:30(ジョジョの部 12:20-/鬼滅の部15:00-)

  • 【会場】神戸大学 出光佐三記念六甲台講堂
  • 【入場】無料(事前登録制 要チケット申込)
  • 【登壇者】(登壇順)
  •  鈴村裕輔(名城大学 准教授 / 比較文化、比較思想)
  •  宮川創(京都大学文化遺産学・人文知連携センター 助教 / エジプト学・コプト学、コーパス歴史言語学、人文情報学)
  •  岡本健(近畿大学 准教授 /ゾンビ学、観光学、メディア・コンテンツ研究 )
  •  徳田和夫(学習院女子大学 名誉教授 / 中世説話・お伽草子絵巻、民間説話学、物語学、比較文化論、妖怪文化論)
  • 【学術シンポジウムプロジェクトメンバー・司会進行】
  •  植朗子(神戸大学国際文化学研究推進センター 協力研究員 / 伝承文学、神話学)
  •  清川祥恵(神戸大学国際文化学研究推進センター 連携フェロー・佛教大学 講師 / 英文学、ユートピアニズム)
  • 【チケット情報】

https://peatix.com/event/3127942/view

※「専門(ご所属先、ご専門の記入をお願いします)」の区分でお申し込み下さい。

現在ご所属がない方、大学生、院生の方もお申し込みいただけます。

※「チケット完売」表記が出ている場合は植朗子までご連絡下さい。

 

  • 【主催】神戸大学国際文化学研究推進センター
  • 【お問い合わせ】植朗子(神戸大学国際文化学研究推進センター)ueakiko516[at]gmail.com

※新型コロナウイルスの影響により、中止・延期・会場変更になる場合がございますので、ご了承下さい。

マスク着用等感染対策にご協力ください。

※当初予定しておりました午前の内容は、オンデマンド配信に変更いたします。昼食のご用意は不要です。(お弁当をお申し込みの方はキャンセルになりますので、代金のお支払いは必要ありません)

 

詳細:http://web.cla.kobe-u.ac.

関東支部 鈴木芳子さん翻訳によるゲーテ『イタリア紀行』が出版されました

関東支部 鈴木芳子さんの翻訳によるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『イタリア紀行』が光文社古典新訳文庫より、2021年12月に上下二巻同時刊行されましたので、お知らせいたします。

イタリア紀行(上)

イタリア紀行(下)

 

関東支部 桑原ヒサ子さんの公開講演会のお知らせ

関東支部の桑原ヒサ子さんが『ナチス機関誌「女性展望」を読む――女性表象、日常生活、戦時動員』(青弓社:2020年9月)にて、2021年度 第36回「女性史青山なを賞」を受賞されました。

桑原さんの講演会がオンラインで開催されますので、お知らせいたします。

  • 日時:2021年12月15日(水)14:55~16:25
  • 題目:「ナチス機関誌『女性展望』を読みながら考えたこと ー歴史記述、表象分析そして女性史ー」
  • 申込先:https://forms.gle/mu15seL98pRHTyFLA
  • 申込締切:2021年12月13日(月)16:00
  • 申込み方法:氏名・所属・メールアドレスを申込締切までに、グーグルフォームに書いてお申込みください。のちほど接続情報をお送りいたします。

問い合わせ:東京女子大学女性学研究所 iws@lab.twcu.ac.jp

関東支部 鈴木芳子さんの対談が収録された『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(駒井稔編著)が発売されました

関西支部の横山です。

関東支部の鈴木芳子さんの対談が収録された『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(駒井稔編著)が書肆侃侃房から2021年10月に発売されました。

さっそく読みましたので、紹介させていただきます。

編著者の駒井稔さんによる鈴木芳子さんとの対談は「第1夜」に収められています。

鈴木さんはこれまで、ショーペンハウアーの『読書について』や『幸福について』をはじめ、数多くの翻訳を出版され、また翻訳賞も受賞されています。

そんな鈴木さんが子どもの頃から、どのような作家や作品に影響を受けてきたのか、それを垣間見られるだけでもとても興味深いのですが、鈴木さんの読書歴や読書観の原点となったお父さまの話がとてもユニークで(駒井さんのことばでいえば「シュール」で)印象的です。

ネタバレになるのでここには書きませんが、鈴木さんの「より良い人生を歩むための三つのK」は、鈴木さんのお姿を知っているため、なおさらかなりの衝撃でした。ぜひこの本を手に取って、お確かめください。

また「第7夜」は、最近ではドイツの推理小説を精力的に翻訳されている酒寄進一さんとの対談になっています。200冊以上翻訳したなかで、酒寄さん自身がベストワンとして挙げているクラウス・コルドンのベルリン三部作は、ナチス・ドイツとは何だったのかを考えさせられる、ジュブナイルの枠に収まらない優れた作品であると思います。

読書が楽しみとしてあるだけではなく、私たちの人間形成にも深くかかわっているということを、自分自身のこれまでの読書歴を思い出しながら、改めて認識することができます。

ここ数日で突然夏から秋に季節が変わりましたが、本書に登場する数多くの面白そうな、あるいは懐かしい、あの本やこの本を手に取って、読書の秋を楽しみたいと思います。(横山 香)

駒井稔編著『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(出版社リンク

  • 四六判、並製、232ページ
  • 定価:本体1,700円+税
  • ISBN978-4-86385-487-1 C0095
  • 装幀:成原亜美
  • 装画・挿画:土屋未久

【目次】

  • はじめに   駒井稔
  • 第1夜 鈴木芳子(ドイツ文学)
  • 第2夜 貝澤哉(ロシア文学)
  • 第3夜 永田千奈(フランス文学)
  • 第4夜 木村政則(英米文学)
  • 第5夜 土屋京子(英米文学)
  • 第6夜 高遠弘美(フランス文学)
  • 第7夜 酒寄進一(ドイツ文学)
  • 第8夜 蜂飼耳(日本文学)
  • あとがき   駒井稔

エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』新訳刊行のお知らせ

関東支部会員の中込啓子さん翻訳のエルフリーデ・イェリネク(ノーベル賞受賞作家)『ピアニスト』の 新訳が、この3月に刊行されました。

新しく生まれ変わった名著をお一人でも 多くの方に読んでいただきたく、ご紹介申し上げます。

エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』鳥影社 2021年3月15日発行

価格 2860円(税込)512ページ 
ISBN 978-4-86265-832-6

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